高齢単身者が増える未来
長らく友人である U 氏も 86歳、元気でいるが
昔ながらの 体力型の労働者は とかく思考する、
頭を使うことが 疎かになっているせいか?
だんだん マダラ呆け? みたいに
忘れっぽくなってくる。
困ったことに、メモを取っても、
そのメモをどこに置いたか?
メモを取ったことじたいも、忘れてしまっている、
ということが 頻繁になった。
そして、2025年 3月
そのことを 家族に話そうとしたが、
拒否された。
「父がそう言ってた・・・」
「連絡は、私じゃなく、父にしてください」
いやいや、その父が、86歳、高齢だし、
今後、何かあれば、家族にふりかかることで、
本人が自覚してない、認めないからこそ、
長年の友人として (1983,4 年くらいから 40年以上のつきあい)
息子、娘には 話しておきたかった.
だが、息子も 精神障碍者だから、娘に拒否されたら、
もう 話し合いも何もない。
そのうちに 7月あたりに、急に電話が来た。
次男が 精神障碍者になっているし、貸金の返済も そのまま・・・
ということは 把握していたので、
「相続のことを 考えて、保険なり これまでさまざま、アドバイスしてきた私に、
相談なのかな?」
と思った。
が、違った。
「倉庫を 建て替えるから (私のモノを) 全部、運び出してほしい」
という話だった。
昔、東十条から 鳩ケ谷に引越して、広くなり、車庫のスペースに大きく段差があるから、
そこに 私が木造のプレハブを建てて、バイク関係などのモノの 共同置場にした。
6畳のプレハブは、若干、大きいので ピタリとは乗らず、
木造ゆえ、数十 cm 奥行を縮めて、敷地にピッタリにできた。
弱点は、床の パーチクルボードだ。
地面の湿気を吸収して、徐々に 置いたモノの重さで 下にたわんでくる。
やむなく、当時はまだ 近所にあった 材木屋の ベニヤ板や
少し厚みのある板を 上にかぶせて、ほどよくバランスを取った。
こういういきさつなので、 金属製の6畳は
奥行を詰めることができない、
ということも 説明したかったが、
何せ、話し合いにならないのだから、困ったものだ。
2025年 10月12日(日)
ついに 倉庫の中の 私の持ち物は、すべて引き上げた。
2025/10/29
「私たちの年金で、娘は働かずに暮らしています」…“親子依存”の果てに老夫婦がたどり着いた〈家族の終わり方〉
U氏のことを 思い出したのは、この記事がきっかけだ。
こちらは 介護にかかわる話だが
孝行息子として、やってらんねーよ!
と言いたいだろう。
「なんで帰ってきたんだよ」介護のため地元へUターンした長男が、父に言われた“まさかの一言”





