Frey Wallet ~ 違和感を直感! 高利回りウォレット
仮想通貨プログラムで 紹介されていた
Frey Wallet という 仮想通貨のウォレット
早速 google 検索で調べてみたのですが・・・・
Freywallet 自体が 唯一 表示される広告を出してます。
検索1位は、もちろん Frey Wallet。
https://www.freywallet.com/
と ここまではいいのですが、
2位の 仮想通貨速習プログラムが 上がってました。
さて FreyWallet のサイトです。
運営会社の記載は こうなってます。
TRUE EASE GLOBAL HOLDINGS.
LOCATION: Offshore Chambers, 217 Apia, Samoa.
TEL: +44-20-3286-2555.
E-mail: info@freywallet.
南太平洋の 風光明媚な 南の島ですが、
タックスヘイブン法人です。
サモアは、昔から 銀行預金の利息が2桁というところですが、
国家間で、銀行金利を比較する場合、こういう公式が成り立つことも、
決して忘れてはいけません
利息がいい = 金融機関の倒産リスクが高い
倒産するリスクが高いゆえに、高金利で お客さんをひきつける必要がある。
これが金融経済国家の本質なのです。
日本は、長らく 0金利ですが・・・
私の考えるには
日本は あなたや(私も含めて) あなたの会社が、経営不振なら 遠慮なく潰すけど、
銀行は、国民への影響が 大きいので潰しません!
というのが、日本国のスタンスなので、
金利なんか なくたって、預金者が減ることはない
と タカをくくっているんですね。
俗にいう 「公的資金の注入」ってやつです。
余談が過ぎました。
肝心な Frey Wallet ですが、
トップページの右上、言語タブを開いてみると、これまた 違和感がありますね。
「日本語」「中国語」(簡体、繁体)
単純に
英語がない!
ということに 違和感を感じます。
普通、海外のお客さんを集める、となれば、英語は必須のはず。
日本なんて、大学入試、文科系でも理科系でも、英語だけは必須でしょ??
(著者は 英語劣等生でもあったので、大学はもちろん、滑り込みでした)
ともあれ、世界でマーケティングをするなら、英語は用意するのが普通です。
中国の金融機関のサイトだって、すべて 英語対応 しています。
ということは・・・・
Frey Wallet は
人口が多く、暗号通貨の関心が高い&必要性も知っている 中国人と
金融リテラシーはともかく、地球上ではお金持ち ジャパニーズから
集めることが目的である
となります。
あなたがもし、
ともかく 高利回りが気になる、参加してみよう・・・・
と思われるなら、宝くじを買う感覚で、
スッても気にならない、あきらめがつく金額くらいにしておくのが無難です。
といっても、さらに細かくみれば こんな記載も。
It is free of charge for creating an account with us. However, there will be a will be a 0.02BTC account maintenance charge per month if the capital amount is less than 1BTC.
(訳)
口座開設 および 手数料は無料です。1BTC 未満の場合、毎月 0.02 BTC が口座維持手数料が発生します。
1BTC 2017年10月現在 60万円以上だから これ以下だと、毎月 0.02 BTC,
1 BTC 未満で 0.02 BTC では、月利2%以上 口座維持手数料で、差し引かれてしまう計算です。
1 BTC = 60 万円 のときは、毎月 12000円も 差し引かれてしまいます。
運営側の、高利回りが うまく運用できなくても (いずれ そうなる可能性が高いでしょうが) こういう差し引きの方は、キッチリ しているのが、金融機関というものですから
運用が回らなくなったら最後、1 BTC 未満の残高の人々は、自動消滅に向かってひた走る・・・
という悲劇に 見舞われるでしょう。
もちろん、本当に 運用が続けられれば、夢が現実に、となるのでしょうが。