マネー職人 Jimmy Cronin の 下克上 トレード日記 ~ 500 ドル から億り人への記録

海外投資 同時多発破綻から生還した 50代男が 人生を大逆転させた記録

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無在庫販売の落とし穴 ~ うまい話は やっぱり・・・

      2017/10/10

さて、前回の 日本国内、

ヤフオクや Amazon Japan  で仕入れて、

eBay や

Amazon.com (アメリカ、カナダ)

Amazon.eu (ドイツ、イタリア、フランス、スペイン)

などの、海外のアマゾン、

いわゆる、輸出で稼ぐ方法に関して

さらに インターネット・ビジネスで よく取り上げられる

無在庫販売 

について、本当のところを、お話ししましょう。

 

無在庫販売は、まず Amazon などの 商品画像を使って

そのまま 出品してしまいます。

この段階では、画像を借りて、文章を記載するだけなので、

自分のお金の持ち出し自体は、0ですね。

なんで、こんなことができるのか?

というと、

日本国内で、日本の環境しか、体験してないと、当たり前すぎて 気にもしないことですが、

日本は いろんな面で、世界一の国です。

 治安の良さ、鉄道の安全と正確さ、おもてなし・・・

はっきり言って、海外に行ったら、日本のクレーマーなど、生きていけません

そのくらい

 海外なんて、はっきり言って、いい加減です!!

(経験者だから はっきり言えちゃいますが、

かの HSBCとか、スタチャンあたりの 日本にはありえないレベルの 格付け上位の銀行だって、

日本に比べたら、いい加減、テキトーです。)

日本は 郵便でも宅配便でも、世界一、

迅速正確丁寧です。

 DHL ?  Fedex ?

あのスピード、正確さは、裁判にうるさい アメリカ内だけです。

 

海外なら、注文、入金を確認してから、数日中に配送してしまえば、結果オーライ。

いい加減な 外人サンたちの間では、

「オー マイ ガ~、スプレンディッド ワンダフォー!」

(Oh,my god ! Splendid Wonderful !    すげ~ さすが すばらしい早さだ)

と驚かれるのは、珍しくもないのです。

 

何せ、モノがなくならずに届くこと自体が奇跡だ!

なんて国が、世界の半分以上ですから。

 

昭和時代、国際郵便には、

第一地帯、第二地帯、第三地帯 の他に、

フィリピン、南アフリカが、別枠でありました。

(実は私、昭和63年に 窓口で仕事してたので、お客さんにも説明してました)

 

どういう意味だったか?

 

郵便局は 受け付けるけど、日本を出たら、100% 責任は取れません!

出すからには、それに同意したものとみなします!

という宣言だったのです。

 

税関、配達員、警察・・・・盗み放題、抜き放題、

なんて国は、今でも、まだザラにあります。

いずれがアヤメかカキツバタ(古い?)

ではなく

いずれが ドロボー、強盗か?

の世界です。

 

無在庫販売は、まさに

日本以外の国では、できない芸当

です。

 

日本に住んでる日本人、これを生かさないのはもったいないでしょ??

 

となるのですが、

ちょっと待った!!

無在庫のリスクは、別のところにあります。

確かに、お金は先に 持ち出さなくてすむのですが・・・・

常に、頭を離れないこと。

それは

注文が入ったときに、利益の出る値段で 仕入れられるか? 

という問題です。

目をつけておいたのに、いざ、注文しようと思ったら、

品切れ

 

慌てて、隣の県まで 車、バイクを走らせ

リアル店舗を当たってみても、すでに在庫すら、ない

 

あるにはあるが、値段が急騰してしまって、

利益どころか、赤字になってしまう値段でしか、仕入れられない

(経験上、これが一番 多い)

 

1回や 2回くらいなら、お客様に返金して 謝罪すれば、なんとか大丈夫ってこともありますが、

これを繰り返すと、規約違反で アカウント停止とか、最悪、削除を食らってしまいます。

規約を熟読される方は、あまりいないのですが、

オークションは本来 「手元にないものを出品することは禁止」なのです。

なので、

無在庫販売だ、とバレた段階で、規約違反とされてしまうのです。

バレなきゃセーフ!

で やっているわけです。

先ほども話したように、日本国内とは打って変わって、配送事情の悪い海外、

結果よければすべて良し

で、普段はすんでしまうのです。

お客さんが 納得して買って、受け取れば

出品の画像が カタログの流用だったとしても、

無在庫だった、という立証はできないので、

疑わしきは 罰せず

で 無事に、無在庫販売を続けていられるわけです。

ということで

無在庫販売は、実は

いつ注文が入っても、利益が出る値段で仕入れられるか?

を、常に気にしていないと、いけないのです。

仕入れられない、儲からない、と察知したら、

即 出品取り下げするのです。

 

最近は、これを自動的にこなしてくれるツールがあるそうですが、

自力で 取り組まれる方には、なかなかこれは、たいへんです。

うまい話は、この世にない

物販、転売の世界も、そうだったのです。

 

→ 参考記事

物販は簡単?? そんな 甘いもんじゃない!

http://tadanori3.com/51shouten/1-business/buppan.html

 - 3 ビジネス 手法・ノウハウ

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