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脳がよみがえる 脳卒中 リハビリ革命 ~ NHKスペシャル 2011年9月6日 放送

   

 

23.9.6) NHKスペシャル 脳がよみがえる 脳卒中 リハビリ革命

最近私は不思議な経験をしている。物を強く握れなくなり急須や茶碗やコップを床に落としてしまうのだ。急須などは注ぎ口がかけてしまい又購入しなければならなくなったが、この原因がなぜか分からなかった。
別段脳卒中を患ったわけではないが年をとり手の筋肉が弱くなり、一方つかむと言う脳からの指令が従来のままだったので、物を落とすことに気がついた。
なんだい、年をとると筋肉が弱まるので、脳からの指令を強くしなければいけないのか・・・」悟らされた。

こうした時とても興味深い番組が放映された。
脳はよみがえる 脳卒中 リハビリ革命」という番組である。
この番組では脳卒中で手足が動かなくなった患者が、新たなリハビリ方法が開発された結果、劇的に症状が改善することを紹介していた。

脳卒中は脳の一部が壊れた結果、そこの神経を通って伝達していた脳波が手足に届かなくなりマヒしてしまう病気である。
私のように別に脳が壊れなくとも常時脳波の動きを調整しなければ物を落としてしまうのに、神経回路が不通になれば手足が動かなくなるのは当然だ。

しかし脳には神経回路を回復させる機能があり、脳の壊れた場所を迂回して新たな神経回路を構築しようとする。
それを手助けするのがリハビリだが、従来リハビリには6ヶ月間の壁と言うジンクスがあり、6ヶ月を過ぎると症状が固定してしまい、それ以上は改善しないのが普通だったと言う。

今回の番組のレポーターはNHKの元解説委員の藤田さんだったが、藤田さんは4年前に脳卒中で倒れ、その後4年間懸命なリハビリを行ってきたが、指で物をつかむ行為ができないでいた。藤田さんは親指と人差し指でワッカを造れず、両指がくっついて硬直してしまうためだ。

ところが今回鹿児島大学霧島リハビリテーション川平教授のリハビリを受けると、たった1分程度のリハビリで、両指で輪を作ることができ物をつかむことができるようになった。
「へー、できるんだ、ぼくも・・・・・・」藤田さんの驚きの言葉である。

なぜ4年間もできなかった行為が1分間でできるようになったかの科学的説明は、促通効果だという。
藤田さんの事例では、脳の壊れた場所を迂回しながら何本も新たに神経細胞をのばしていたのだが、脳からの指令がそのうちの最適な回路を探しあぐねていた状態だったのだと言う。

したがってこの最適な神経回路を刺激して、指令をこの回路を通って流れるようにすればよく、そのためには両指で輪を作るときの腕の筋肉を刺激してやればよいのだそうだ。
そうすると脳は「ああ、この回路が輪をつくる回路なのか」と認識して、それからはこの回路にだけ指令を出すようになる。そうして両指でワッカを作り物をつかめるようになるのだそうだ。

ポイントは「筋肉を刺激する場所とタイミング」が大事で、このための研究を川平教授10年間に渡って研究してきたと言う。
この川平教授のリハビリが従来のリハビリと異なる最大の特徴は筋肉の刺激を施術者が行うことで、一方従来のリハビリは患者自らが行い施術者はただ見ているだけだった。

ただしこの川平教授のリハビリ方法ですべての人が改善すると言うわけでなく、重度の脳卒中の患者や、病気になってから年数が経ちすぎた患者には効果がないのだという。
その理由はせっかく作った神経回路がつながらなかったため、脳が強い脳波を送ることを止めてしまい、回路がほぼ消えてしまっているためだという。

回路はあるのだがそのうちどの回路を使用するか分からない場合と、回路そのものが消えたか消えかかっている場合の相違である。
後者の場合は回路そのものの再作成が必要で、そのための基礎的研究も行われていた。

一つは理化学研究所が行っている研究で、脳波をロボットアームに送り、その行為(たとえば手でつかむ行為)を確認させることで脳波を強化する方法と、もう一つは慶応大学で行われている脳からの信号が出た時は機械で手首を動かし、だんだんと回路が出来上がってきたら自分で手首を動かす研究だった。
後者については49歳の脳卒中患者が取り組んでいたが、今まで動かなかった手首が動くようになり、又歩行もできるようになっていた。

このようにリハビリの研究では、① まず回路が消えて脳波が出ない場合は回路の復活と強い脳波の伝達を促し、② 次にできあがった回路から適切な回路を選んでその回路を強化することで日常の生活ができる様になる。

川平教授の患者の事例では手首が回らずものをつかめなかった患者が、2ヶ月間のリハビリで日常生活で困らない程度の回復を見せ、退院後自動車を運転して樹木の剪定作業をしていた。

そしてもうひとつ効果抜群なのは「褒める」と言うリハビリだとは笑ってしまった。
患者は褒められると脳の報酬系と言う部分が刺激され、そこからドーパミンが出て神経細胞の動きが活性化してリハビリ効果が上がるのだそうだ。
これは教育者なら誰でも知っている効果で、特に子供達は褒めると運動も学業も急激に伸びるものだ。

注)反対にけなされると段々とその通りの人間になっていくことも真理だ。

またこれは記憶の研究の応用だったが、リハビリ効果を高めるためにはすぐに寝ることが必要で、寝ている間に特殊な脳波が出て学習効果を高めるのだと言う。

今回のNHKスペシャルは約279万人いると言われる脳卒中患者には朗報だろう。
なにしろ一生身体が動かないと言われていたのが、リハビリの方法で身体が元のように回復するのだからすばらしい。
藤田元NHK解説委員でなくとも小躍りしたくなるようなリハビリの進歩で、このリハビリで救われる人が今後飛躍的に増大しそうだ。

http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/2396-nhk-1ce8.html

★ 脳梗塞は早めに気づいての手当てが大切

必見! 助かる命…脳梗塞の人を見分ける方法 / フィリピンの病院2011/06/25 8:42 pm

脳梗塞のサインに気づいていれば助かったのに…、という事例があります。

あるバーベキューパーティで女性がつまずいて転びました。心配して駆け寄るみんなに、彼女は「大丈夫、新しい靴だったので、ちょっと石につまづいただけ」と言いました。

周りの人は彼女を起こしてあげたあと、泥を払い、新しいお皿を渡しました。
彼女はちょっと震えていたようですが、その後は楽しそうにしていました。

その晩病院に運ばれ、夫から彼女は亡くなったことを伝えられました。

パーティで彼女は脳梗塞を起こして転んだようですが、このとき脳梗塞の兆候があるとわかっていれば、助かっていたかもしれないとのことです。

神経学科医によると、脳梗塞を起こした患者を3時間以内に診ることが出来れば、どうにか助けることができるそうです。

つまり最初の兆候を見逃さないことが重要です。

ー簡単に脳梗塞のサインを見極める方法ー

1. 笑顔を作るように尋ねる

2. 簡単な文を整然と言ってもらう(例. 今日はいい天気だね)

3. 両腕を上げるように尋ねる

上記のうちの1つでも出来なかったら、すぐ救急車を呼んで症状を伝えたほうが良いとのことです。

新しい別の脳梗塞の症状として、舌を出してもらうように尋ねると言うのもあります。

もし舌が曲がっていたり、片方に寄っていたりしたら、それも脳梗塞のサインだそうです。

ラバQ

 

ここフィリピンでも「脳梗塞」で倒れてしまう邦人の方が多いです。

過去、私の知り合いの日本人の方も数人が脳梗塞で倒れています。

倒れる前には、やはりその兆候はありました。

身近な知り合いの方の時は、車の中で携帯電話のテキスト・メッセージを打ち込んでいましたが 通常2〜3分で終わるのが10分経っても20分経っても終わらないので 心配になって尋ねたところ、「・・どうしちゃったんだろう俺・・メッセージが・・打てないんだよ。」・・と。

画面を見ましたが、全く言葉(文)になっていません。
XYZQの様な意味の無い文字配列です。

間違いなく脳の病気だと心配した私が 一番近い知り合いの小さな病院へ連絡し、ドクターに待機してもらい 掛け込みました。

血圧が190近くにまで上昇していましたので 直ぐに舌下錠で降圧させようという事で 錠剤を渡しても噛んで呑み込んでしまうんです。
言葉と身振り手振りで何回も説明しましたが 同じ事の繰り返しです。

急ぎ、大きな病院へ移送して入院し 1ヶ月の入院リハビリの後、安心できる日本の病院まで付き添い 送り届けました。

この時は、アラバンに在る大きな新しい病院でしたが 約1ヶ月間の入院で200万円以上も請求され、対応も余り良い対応ではありませんでした。

脳疾患の緊急患者だと判っているにも関わらず 3時間以上も待たされてしまい、普段は大人しい私が怒鳴ってしまっていました。
今考えれば、あの時にもっと早い対応をしてくれていれば 下記の様な後遺症も軽くて済んだと思っています。

後遺症として、計算が全く出来なくなり 言葉も意味不明の言葉になっていました。
例えば「タオルを取って」と言いたいのが 実際に口から発する言葉は「靴を脱いで」と言う感じです。
体の方は右側が不随となってしまっていました。
左脳に梗塞が起きたのでしょう。

人の顔は覚えているのですが、名前が全く違う言葉となっていました。

現在は、日本の自宅でリハビリを続けながら  少しずつですが快方に向かっているみたいです。

兎に角、少しでも異変を感じた時は 一刻も早く救急車を呼ぶ事が大切ですね。

因みに私がフィリピンで信頼している病院は 一ヶ所しかありません・・「セント・ルクス病院」です。
医療技術もトップ・レベルで対応も非常に良い病院です。

この間も、私の知り合いの日本人の方のお父さんが心臓疾患で倒れ、D・L−大学病院で救急治療を受けたのですが 一向に良くならないばかりか悪化してしまい、D・L−大学病院に不信感を抱いた息子さんの強い要望で「セント・ルクス病院」へ移したところ 約10分の緊急手術で快方に向かい、無事に日本へ帰国する事が出来ました。

M−メディカル・センターも大きく有名な病院ですが、ここも大怪我をした日本人が入院した結果「抗生物質」の大量投与のみで快方に向かわず 逆に体が弱ってきた為に痺れを切らせたご家族が日本の病院へ移したところ 直ぐに快方に向かったと言う事もありました。

勿論これだけの理由でこれ等の病院の良し悪しを決める事は出来ませんが・・。

補足ですが以前、その「セント・ルクス病院」で肝移植を行った「ジャンボ鶴田さん」の時は残念な結果となってしまっています。

http://air.support-ph.com/modules/news_air/details.php?blog_id=442

(残念ながら Not Found でした)

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