お金とは?
2017/10/29
まずは、暗号通貨とか 仮想通貨、投資、トレードなどをする以前に、
お金について、理解しておく必要があります。
この理解をしないままだと、ほぼほぼ間違いなく、どこかで お金を飛ばします。(資産を減らす、失う)
お金とは、国家などの発行元が モノやサービスの価値を交換するために 発明されたものです。
あなたの手元にある お札を まずはよく見てみましょう。
「日本銀行券」と書いてあるハズです。
こちらは 日本銀行の ホームページです。
普段、あなたが(私も)お金と呼んでいるものが、どんなものなのか?
お時間を取って、読まれることを おすすめします。
この中には、
「1885年(明治18年) 日本銀行として 初の銀行券(お札) 発行」
「一度発行された銀行券は、法令に基づく特別な措置がとられない限り、通用力を失うことはありません。」
とあります。
そして、特別な措置によって、通用力を失ったのは 過去に3回あったことも 記載されています。
(1)関東大震災後の焼失兌換券の整理(1927年<昭和2年>)
(2)終戦直後のインフレ進行を阻止するためのいわゆる新円切り替え(1946年<昭和21年>)
(3)1円未満の小額通貨の整理(1953年<昭和28年>)
https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/money/c07.htm/
このように、発行元(日本では 日本銀行)が 通用する、しないを 決定できる、ということも
理解しておくべきです。
他の国で よくある
「紙幣が紙切れになってしまった」
というのは、
通用力を失い(=お金が使えなくなり) モノを買ったり、サービスを頼むことができなくなることを言います。
つまり、
お金とは、発行元の信用がすべて
ということなのです !
日本は 戦後 、1946年の 「新円切り替え」以降、70年あまり
日本銀行の信用が続いていて、いまや 日本円が外国為替の3大勢力の1つにもなっているので、
ほぼ人生を日本国内で過ごしている日本人には、この思考は ピンとこない、理解できないようです。
財政破綻とは、この 「銀行券の信用がなくなる」ことを意味するのです。
まずは ここを理解しておいてください。