マネー職人 Jimmy Cronin の 下克上 トレード日記 ~ 500 ドル から億り人への記録

海外投資 同時多発破綻から生還した 50代男が 人生を大逆転させた記録

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為替相場における適正価格とは?

      2018/05/14

結論からズバリ!

為替相場には、適正価格は 無い!!

こう聞くと、あなたは 驚かれるかもしれないが、
事実だ。

適正価格なんて、無いのだ!!

そもそも、変動相場でなく、固定相場だったこともあるし、
今も、固定相場を採っている通貨も、あるだろう。

最近まで 香港ドルは、米ドルペッグ制で
だいたい、1米ドルは、7香港ドルくらいを保っていた。

今は 米ドルペッグをやめたそうだが、
そもそも、経済的な不安定の解決策としての ペッグ制だったから、
経済的に安定してくれば、ペッグをはずしても、
おおよその範囲内の変動に収まることになる。

日々のニュースで報じられるから、
日本人には USD/JPY 米ドル日本円が、為替として 一番身近な存在だろう。

とはいえ、1ドル何円が 正しい!

というものはなくなったのだ。

昔は(私の父が 若手社会人だったころ) 1ドル 360円の固定相場だった。

固定相場でなくなり、変動相場になれば、あとは 市場、market の売買の思惑で 値動きすることになる。

1ドル 150円 ?  高いでしょ?
もっと下がっていい。

と思う人が 売りポジションを持つし

1ドル 76円 ?
いくらなんでも 安すぎでしょ?

と思う人が多ければ、買いポジションを持つ人々が増えて、上がっていく。

つまり、相場の参加者 それぞれの思惑が すべて反映されているのが、チャートなのである。

売りポジションを持ちたい
買いポジションを持とう・・・

いわば、綱引きの 綱の目印の位置が どう変わっていくのか?
その価格の変化が、チャートになるのである。

極論すれば
売りと買いの せめぎあい、
まさに チャートは
現金を賭けた 金融戦争の 敵味方の布陣図と言った方が
正解だと 私は考える。

 

戦争とはいえ、実際には 命ではなく、お金の問題だ。

命の次くらいに大切な、お金を賭けた戦い。

資金を投じた時が、参戦であり、

失った時が、退場である。

となれば、退場しないで、どう生き延びるか?

生き延びながら、いかに お金を増やすか?

 

その戦略、作戦を 編み出す、実行するための

唯一の判断材料が、チャートなのである。

 

ちなみに、ポジションを持つことを、日本語では
「建玉」(タテギョク)とも呼ぶ。

日本は、相場の歴史も古いので チャートのそれぞれの場面での呼び方、
相場の世界の専門用語がある。

だから 日本人は

本来、相場で勝てる素質が高い民族である、ハズ・・・・

(この件に関しては、長くなるので、別の機会に!)

 

 

 - 01 相場心得

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